チョッパリ帰国紀
~つづき~
面倒くさいんで、文面もとに戻します。sadaマジでゴメソ。
ピッツバーグ空港は完全に雪に覆われていた。空港の外は肌を刺すような寒さ。帰国後実感したが、日本とは比べ物にならないほどの気温だった。
出発予定表を見ると、何便かは悪天候のためキャンセルされている感じだった。嫌な予感が脳裏に浮かぶ。嗚呼、お願い神様。僕を無事に家に帰して。何なら日本から出るときの便をキャンセルにして。
そんな僕の心境を知ってか知らずか、飛行機は予定通りに出発した。ビビラせるんじゃないよ、全く。
いや、実際ビビッた。強風による機体の揺れにだ。ニダニダ。
国内線の小型機のため、ちょっとの風でも振動が強い。今回は強風に加えて、豪雪だ。
機内の窓から景色が見えないという現実が僕に恐れを抱かせる。
ガタガタガタガタニダニダニダニダ
嗚呼、愚民なさい。僕は本当に生きててしょうがない人物ですが、それでも行きたいんです。まだ逝きたくないんです。生に執着する愚かな小市民なんです。そうだこんなときは聖パウロ先生に祈りを捧げよう。キリストの福音を暗証しよう。
「イエスは言われました、パンの代わりにお菓子を食べればいいのよ」 あーこれは違うか。
save me please 神様!!
僕の必死の祈りが泉さんに通じたのか否か、飛行機は無事に乗換のためのダラスに到着した。
ていうかダラスは晴天だった
雨粒の一滴も降っていやしねえ。いや、ちょっと西に行くだけで天気はこうもガラッと変わってしまうのか。うーん、まさに大陸的。
ダラス。JFKが暗殺された場所として一般には認知されてると思うこの場所から、成田空港に向かう。
ダラスに国際線なんてあったの知らなかった。そんなにメジャーな土地なのか?シカゴとかNYなら分かるけどさあ。個人的にはピッツバーグから国際線を伸ばして欲しいよ。
ダラス国際空港内部。ピッツバーグよりはるかにキレイで整っている印象がある。
ちなみに手前のおっさんは全く関係が無い(当たり前だ)。まさかこのおっさんも極東のイエローの日記に公開されるとは夢にも思ってなかっただろう。ウシシ。
あんまりこのおっさんをじっくり見すぎると、写真からジャガイモとか投げつけられそうで恐い。
そんなの俺だけか。
次の飛行機まで中途半端に時間が開いた。クソ不味い昼飯を適当に食った後、「アメリカの空港でオナニーして、より大物になった気分に浸ろうか」とも思ったのだが、僕の薄皮一枚分の最後の理性がそれを邪魔した。いや、邪魔してくれた。
ていうか自分の呆れるほどの変態性にほとほとうんざりした。
今回使ったのはアメリカン・エアラインだ。
すいません、俺この会社のサービスクオリティを甘く見てました。
いやあ、飯もなかなか美味いし、スッチーのサービスもいいし、ディスプレイは全席についてるし至れり尽くせりだ。JALとはいかないけど、コンチネンタル航空に並ぶぐらいの質の高さを香具師達は俺に示してくれたよ。A・Aってnorthwestとunited航空とかと一緒の部類だと思ってた。誤解でした。本当すいません。
ミッシェルのbirdmenをかける。「fly、fly、birdmen」 まさにピッタリの歌詞だ。フライといえば三浦君は元気かな?なんて感慨にふける。
何千マイル上空のこの状況で、便所でオネニーしてやろうかと思ったけど、それは大物でなく本物なのでやめておいた。
成田までは半日以上のフライトだ。機内では、はっきり言って何もすることが無い。安全なtripは本望だけど、やっぱりちょっとはsigekiが欲しい。俺は田原俊彦か。俺はビッグだ。
その後、睡眠薬とrei harakamiとカルコ・ブリーナの必殺コンビネーションで板垣君は神様と共に安らかなる眠りについた。
その後、無事に成田空港に到着。
夢にまで見た日本!!嗚呼いとしのホームカントリー!なんて、最早何の感慨も無い。慣れちゃったよ。
写真がぶれているのは心霊的何かでもMMR的何かでもなく、僕の写真の腕が悪いからだ。
手荷物受取所。ここでボストンバッグを迅速に受け取る・・予定だったのだが、待てども待てども一向に僕のバッグが降りてこない。もしかしたらアレのアレが何かの拍子でアレしてアレになったのではッ!?という極限的ネガティブ思考が脳裏をかすめる。嗚呼、パウロ先生のことを一瞬でも疑った罰なのだ、これは。
もし何かの手違いで荷物が届いていなかった場合、いろいろと手続きが必要となる。それは面倒だ。
そして僕は面倒くさいのが本当に本当に嫌いだ。
お願いします、神様。哀れな子羊をお救いください。
いつも教会でおっしゃってくださいましたよね?「それでは冒険の書に記録してもよろしいか?」と。
板垣君はいつも大いなる福音を祈っています、ザーメン
獄中のパウロ先生に届け、この願い!
30分ぐらいしてからだろうか、ようやく降りてきやがった。心配掛けさせて、もう!
性パウロ様、本当に有難うございます。安らかに刑を全うしてください。
ちなみに、ここの付近に屯している検査犬には毎度ビクビクさせられる。今回だけはやましいこと何もしてないのにね。
売店で見つけたクリームソーダがどうしても飲みたくなった。
一口飲んだら恐ろしく不味くて怒りのあまりそのまま放置した。
今こうして写真で見てもその不味さが知覚できる。
その後、成田エクスプレスで横浜に向かう。目指すは橋本だ。
星屑たちがぼくを待っているはずだよ。
説明不要。
ただ、あまりにも威風堂々した文体に感動した。
エクスプレスの中。とり合えず、ヤンマガとモーニングとヤンジャンを購入。
常務島耕作がいちばんおもろい。
それとこの世で一番好きな飲み物であるポカリスエットと伊藤園の充実野菜、それにジャパンライフに必須のマイセンライトを購入。
間違って全車禁煙の車両に乗っちまったため、肺にヤニを充満させることが出来ずじまい。
千葉から東京へと、快速列車はぐんぐん進む。
成田エクスプレスっていう響きがあまり好きじゃない。
西村京太郎のミステリーに出てきそうだ。
横浜に向かうはずだったが、やはり時間的に遅くなることが判明したので、一旦新宿で降りることにした。
京王線に乗り換えるためだ。
新宿。これもぼやけちゃったね。
どうでもいいけど、こういう人通りの多いところで写真を撮るのはすげえ恥ずかしい。
それに被写体が駅だもんな、意味不明だよ。
田代マーシーに乾杯。
京王線から橋本に向かう。
京王線沿いの風景って結構好きだ。なんか、穏やかな風景っていうかさ、東京とは思えないほど自然があるところとか。ローカル臭漂うところとか。東北本線の雰囲気ににてるんだよね。
あと、新宿から離れるごとに、だんだん周りの女の子のレベルが下がっていくところとか、段々野郎ドモがイモっぽくなっていくところとか。すいません、失言でした。
いよいよ橋本に到着です。この駅については5月に書いたと思うので特に今回記しません。
そして
野郎たちは焼肉屋でメシ喰ってました。そこで合流しました。
カルビが最高に美味かったです。写真撮るのを忘れたのがショックだで。
たった4ヶ月ぶりの再会。劇的な変化などがお互いから感じられるはずも無く、お決まりのマンネリ気分に心から浸ることが出来ました。良かった良かった。
でも岩松が劇団をがんばってるって言うのはすごく励みになったぜ。僕も頑張らないとなあ。色々と。
こんな感じで帰国道中をずらずらと掻いてきたわけですけど、疲れたーーー!!ざっと4時間近くは掻いてる計算になるじゃねえか(写真まとめたのが面倒くさかったんだよ)!
久しぶりだぜ、こんなにグダグダグダグダ掻いたのはよオオォーーー!!
やっぱり日本語が打てるってのは最高だね!
まあ、再開一回目にどどんと読み応えのアル奴を書こうと思ってたので、なんか達成感があります。
あくまで自己満足の世界だけどね、それに後半面倒くさくてすっ飛ばしたし。
それにしても、ブログ書くのも技術がいるよ、前はもっと面白くかけたはずなのに。
まあいいや、あと一ヶ月鬼のように楽しむ予定です。滞在中はチョコチョコ更新していく予定なので、皆様、特に3人の方々、楽しみに待っててくださいませ。ザーメン