おいらはゲーマー | 鳥孔雀のトキ☆メキ~おまいらと漏れの第三次世界大戦的変態革命~

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念願だったファミ探1~消えた後継者~をついにDSでクリアしました。

もともとこのゲームは昔懐かしいファミコンDISKシステムで出されていたもので、つい先日に、アドバンス用のソフトとして再販されたものです。内容はそのまま。リメイクとか一切されていなく、昔懐かしいADVゲームの雰囲気がそのまま楽しめる内容でした。

ちなみにこのゲーム、昔いとこの家でコソコソやっていた思い出があります。初期ADVによくあったように、このゲームもいわゆる「フラグ立て」が面倒くさく、当時は途中で断念してしまったのでした。


また、ファミ探2~後ろに立つ少女の方は、以前NINTENDO POWER書き替え用SFCソフトとして完全リメイクで発売されてました。このリメイクがまた素晴らしくて涙チョチョ切れ。こちらの方はROMNATIONとかで今でも落とせると思うので、ぜひやっていただきたいソフトの一つであります。ラストが鉄板でビビルンだよ。


話を今回の1のほうに戻しますと、個人的には2のほうが怖かったかなー、という印象。2はいわゆる学校の怪談テイストで緊迫感漂う内容だったのに対し、1は地方の閉ざされた訳あり村での、連続殺人事件もの。

これに遺産相続とか後継者とか死んだはずのだれそれとか村の伝説とかが絡んでくるわけです。

いっちゃえば、金田一耕助。八ッ墓村とか犬神家とかそんな感じ。

それが物語的にダラダラ進むので、ゲーム中だんだん中だるみ感が漂ってしまいました。

ネタばれしちゃいますと(俺には怖いものなどない)、主人公っていうのが私立探偵の助手をやっているわけですよ。んで、こいつが遺産相続の際に不審な死を遂げた地方の有力なババアの調査を依頼されるわけですな。また、この村っていうのが、ミステリーにお決まりの、閉鎖的な小ぢんまりとした村で、村人は戦国時代からの言い伝えとかを頑なに信じているわけです。

んで、遺産を分配される予定だった親族がボコボコ死んで、やべーやべーってなって物語は急展開をむかえるのです・・。

ああ、もう、面倒くさい!すっ飛ばしちまえ!

主人公は最初記憶を失ってますが、こいつが後継者です。んで、オープニングで主人公を介抱してくれるあまちってやつ犯人です。ふう、すっきりした。

ラストも結構淡々として、2のときのような吃驚仰天的な感じではなかったのですが、まあ、これはこれでなかなかあっさりしていてよかったのではないでしょうか。個人的には、こういうFC時代のADVに飢えていたので、結構楽しむことが出来ました。

昔ながらのアドベンチャー、いわゆるフラグ立て系のゲームが僕はRPGの次に大好きなんですが、やっぱりこういうのはレトロな感じが一番いいなあ。FC時代には名作がいっぱいあったもんなあ。

「オホーツク」とか「ポートピア(世界一有名な犯人、ヤス)」とか「殺意の階層」とか「さんまの名探偵」とか「赤川次郎の幽霊列車(音楽が何気にすぎやまこういち)」とかさ。ミシシッピー殺人事件とかいう迷作も・・。

実写版ファミコン探偵倶楽部。面白そうだが犯人バレバレ

後継者というか全員消えたほうがよさそうです。

SFC時代になると、ADVはサウンドノベル系が全盛になって、フラグ立て系のゲームが廃れていって、さびしい思いをしたものです。いや、これはこれで好きなんだけどね。

んで、プラットフォームがPSとかSSとかになりますと、またまたフラグ立て系のADVが復興してくるわけですよ。多分これはソフトがCDROMになって音声、特に声とかが付属的に発達したからではないでしょうか。いや、わからんけど。

「EVEburst error」とか「夕闇通り探検隊」とか、何気に名作も揃ってるんだよね。

まあ、今回は満足です。

今度は逆転裁判のDS新作を試してみようと思います。

それにしてもDSってすっげえなあ。さっきマリオカートDSをサイトで見たらなんかすごいことになってるねえ。ここまでクオリティー高いとゲームキューブの必要性とかも分かんなくなって来ますよ。

64の失敗をアドバンスで完全に取り戻した、NINTENDOブランドの底力を見たって感じです。

PSPも苦戦してるみたいですし、やっぱり携帯用ゲームはNINTENDOですか。

FF3もリメイクされるみたいだし、MOTHER3も出るし、DS買って良かったよ、まじで。

でもビジュアルはPSPの方が格好いんだよなあ・・(FF7関連の動向が気になるし)。