徒然日記 | 鳥孔雀のトキ☆メキ~おまいらと漏れの第三次世界大戦的変態革命~

徒然日記

マイPCの崩壊に伴い、現在の僕のネット生活は困難を極めている現状下にある。

画面だけ実家のパソコンを使っている状況。だったら最初から実家のデスクトップ使えよ、って話なんですが、やはり使い慣れたやつじゃないとね・・。ちなみにこの実家のパソコン、NECの相当昔のやつに無理矢理XP乗せたもんだから、メモリ不足で動作がメチャ遅い(なんと256MB。しえーー)。USBに外付けHDつないでもウンともスンともいやしねえ。ファッキン!

不幸中の幸い、ラップトップ自体のマザーボードとかHDには損傷がなかった模様だ。よかったよかった。


結局、DELLには修理に出さない方向でいく予定だ。見積もりが届いたが、恐ろしい値段になってたので、当分画面だけ外付けにして踏ん張っていこう。ネットで調べたら、低スペックでよさそうなのが結構あった。メモリ512MBのHD40GBで79800円とか。バイトすりゃ買える値段だ。ただあくまで必要最低限の仕様なので、DVD-rwとか無線RANとかはテメエで買い揃える必要がありそうだ。DELLでまた低スペックのラップトップ出してくれないかなあ。


こういう風にPCを合体させると、昔のFCディスクシステムを思い出す。

幼稚園ぐらいの当時、僕はトランスフォーマー(コンボイですよ、コンボイ)とかいうロボットアニメに相当夢中だった。このロボットたちも、よくあるマジンガーZ系の他のアクションロボットと同じように、変形したり、合体したり、巨大化したりいていた(はずだ、確か)。そんなわけで、FC端子に新たなハードを合体させるというディスクシステムという存在が、気になって気になってしょうがなかった。


ただ、当時は「ファミコンは悪だ」という風潮が強く、また僕の両親もそんなFC浸透化レジスタンスの一員だったため、結局僕の家にDISKシステムが日の目を浴びることはなかった。

値段的な部分も大きかったのかもしれない。確か、結構な値段がしたはずだ。ただ、ソフト自体の書き換えが500円で出来たため、コンシューマー受け自体はなかなかよかったように思える。

なにしろFCソフトの最大容量が2MBの時代だ。今ではチンカスみたいな数字だよなあ。


ディスクシステムを買ってもらえるチャンスは一度だけあった。


その日僕はいとこ(現在引きこもり、私なぞ足元にも及ばないゲーマー)の家で、楽しくディスクシステムのマリオ2やファミ探2をピコピコやっていた。そんな中、突如僕のおばあちゃんが、そんなに面白いなら買ってあげる、と言い出したのだ。勿論僕は「テラ欲しいっす、キボンヌ」と即答した。


当時幼稚園児だった僕に、満足にディスクシステムの概要を説明できたかどうかは不確かだ。ただ、「ファミコンに合体させて新しく別のゲームが出来るようになるやつ」としか説明しなかったように思う。


数日後に我が家に届いたのは、昔懐かしい「ファミリートレーナー」だった。

付属のマットを端子に接続させて、ファミコンを使って運動するという、ディスクシステムとは似ても似つかわしくない代物が、我が家のある空間に広がっていた。うん、確かにファミコンに合体させることは出来る。

ありがとう、ばあちゃん、でも、そりゃないよ・・。


その後、ファミコン自体のROMの容量の拡大化、さらにSFCの発売に伴い、ディスクシステムはだんだんと廃れていった。唯、やっぱりハードとハードを合体させる、という発想は、今でもビンビン触覚にくるものがある。

それにしても、DISKにしろNINTENDO POWERにしろつい最近まで書き換えが出来たんだよなあ、それだけコアなファンがいたってことなのか。凄いな、任天堂は。


一年半ほど前に、アドバンス用ソフトとしてファミコンミニシリーズが発売された。昔懐かしいゲームがゾロゾロと復刻されたのだが、その中にDISK用だったソフトも含まれていた。

「謎の村雨城」「新鬼が島」「ファミ探1,2」「マリオ2」「悪魔城ドラキュラ」「リンクの冒険」などなど・・。

こういった、昔やりたくても出来なかったゲームをやるってのは、ソフト形式がDVDになった現在においては時代に逆行しているものだけども、なかなか趣があるものだ。


皆さんもそれぞれのゲームライフを楽しんでください、哀愁。